BACKPACK"THE TITAN"のバンジーコードについて

こんにちは!
11月も終わりだというのに暖かい日が続いてますね〜。暖かい冬は快適ですが、商売的には四季がはっきりしてた方が良いので素直に喜べません。冬物が売れないので…
やっぱり冬は寒くないとね。

さて、先日ユーザー様からBACK PACKについて質問を頂きましたので ご紹介致します。
ご質問、というよりご指摘の内容は「BACK PACKのゴム紐(バンジーコード)長過ぎません?」というものでした。
確かに少し長いですよね!

でもこれには理由があるんです。

ご指摘を頂いたバンジーコード、確かにこの状態だと長いですね。

 

実はこのバンジーコード、2パターンのセッティングを想定して作成しています。
荷物を横から出し入れするシチュエーションと、縦から出し入れするシチュエーション、どちらにも対応する為に、この長さが必要だった訳です。
決して適当に長さを決めた訳じゃないんですよ (笑)



先ずは通常パターン、購入時はこのセッティングになってます。

レインウェアを挟んだ状態です。
コードをキツめにすると、まだ紐に若干余裕がある感じですね。薄手のダウン程度なら余裕で携帯出来ます。

 



続いて縦向きセッティング

縦向きセッティングはモールシステムのテープを利用してバンジーコードをセットします。

縦向きの場合、コードの長さがジャストになっているのが分かると思います。
モールテープの両端はステッチ間隔が狭くなっており、この部分にコードを通してセットしています。

 


 

縦向きセッティングにトラウト用のランディングネットを入れた状態です。



そうです!

バンジーコードは、ランディングネットを背負っての藪漕ぎや山歩きが出来るように設計してあるんです。

バス釣り用のネットも、コードの取り付け方を工夫すれば携帯する事は可能です。

シーバス等に使用する大型ネットの場合は、タモホルダーをDリングに挿し、シャフト部分をバンジーコードで抑えてグラつきを防止するようにセットします。
Dリングが本体上部に付いているのも、カラビナやマグネットリリーサーを付ける為で、この位置にあるのには理由が有るのです。決して飾りではありません。

横入れセッティングしか出来ないバッグだとこうはいきません。

当然ですがランディングネットも横向きに携帯する事になるので、枝が密集した藪などを歩く際にネットが干渉してしまいます。また、Dリングにネットを掛けたとしてもシャフトを固定出来ないので、不意に脱落する事も有るでしょう。

 

因みに、縦向きセッティングでもレインウェアやダウン等を携帯する事は可能ですが、下側が開いているのでウェアが枝などに干渉した場合、脱落してしまう事があり得ます。

その為、衣類を携帯する場合は横入れセッティングを推奨しています。

 

 

今後もまた、機能や便利な使い方等をご紹介していこうと思っています。

それではまた!