今日はblogというかコラムのような話題をひとつ。バスアングラーの方ならきっと一度は問われたことがあるであろうこの質問、
「バスって食べれるの?」
皆様ならこの答えに何て答えますか?
ちゃんと料理をすれば食べれる。琵琶湖周辺ではメニューとして出してるお店もある。海外では食用で養殖されてたりもする。どれもきっと正解ですが、そもそも質問の真意はそこにあるのでしょうか?
もうお分かりですよね。そう、この質問の真意はまさに「食べれない魚を釣って何になる?」というところにあります。まさにルアーフィッシングは結果よりも過程を楽しんでこそ。そこを上手く伝えることこそが私達発信者の最大の課題であるわけです。
僕は小学生の頃、当時の "コロコロコミック" で連載していた "グランダー武蔵" という漫画にハマってバス釣りを始めました。近所の釣具屋(カニエのポパイ)で中古のルアーを買い、村田基さんに憧れてキャスティングを磨く日々。初めてバスを釣り上げた日のことは今でも鮮明に覚えています。
初めてブラックバスに出会った水間兄弟の図
近年バス釣り業界で人気が再燃しているビッグベイトの釣りなんかは、まさに結果より過程を楽しむ究極のルアーフィッシングと言えるのではないでしょうか。実のところ僕も、「あんなでっかいのばっしゃんばっしゃんやって釣れるのかよー」と、ずっと敬遠していた釣りではあったのですが、SNS等で見る壮絶なバイトシーンを見ると、自分もあんな風に釣りたい…といつしか思うようになりこの冬ついにデビューしました。
コレクションするだけでも楽しい!!
たくさんの時間と、たくさんのお金を費やしてたどり着いた1匹。その価値こそが「バスって食べれるの?」の答えだと思います。
自分の好きなスタイルで。自分のイメージした通りに。そんな自由なアプローチができるのがバス釣りの醍醐味ですよね。
いよいよシーズン開幕。なんだかんだといって初バスはまだな僕ですが、今年もそんなバス釣りの楽しいところをたくさん発信できるよう精進したいと思います。